ホテルの安全管理の重要性を学びました
6月10日(火)、新宿校ホテルツーリズムコースの学生がアクティブラーニングの一環として、防災体験学習を実施しました。
本プログラムでは、地震や火災などの災害を疑似的に体験できる施設を活用し、ホテル業務におけるリスクマネジメントや安全管理の意識を高めることを目的としています。
当日は、以下のコーナーを順に体験しました。
■ 初期消火体験コーナー
消火器の使い方を学び、模擬火災に対して初期対応を行う体験を実施。火災発生時の迅速な判断力の必要性を学びました。
■ 煙体験コーナー
視界が遮られる中、姿勢を低く保ち安全な避難経路を探しながら出口を目指す訓練。ホテル内での避難誘導の難しさと重要性を体感しました。
■ VR防災体験コーナー
最新のVR技術を用いて、地震・火災・風水害を疑似体験。災害時に求められる対応力や冷静な判断力について考える機会となりました。
■ 地震体験コーナー
最大震度7の揺れを再現する装置により、実際の地震の激しさを体感。家具の転倒や足元の不安定さを通じて、館内設備の安全点検の重要性を実感しました。
学生からは、「震災時のお客様の安全確保について、具体的に考えるきっかけになった」「現場での冷静な判断力が求められることを実感した」などの声が上がり、とても意義深い学習となりました。
ホテル・観光業界においては、サービスだけでなく“安全”も大切なホスピタリティの一部です。
今回の体験を通じて、災害時における適切な行動と判断力を身につけることの重要性を、学生たちは改めて学びました。
グレッグでは今後も、体験を通じて実践力を養う学びを大切にし、業界で即戦力となる人材の育成を目指していきます。