学生独自の視点で未来を語る
2025年12月5日(金)、第51回目となる学内スピーチコンテストを今年も外部会場にて開催いたしました。世紀の節目である50回を越え、新たな歴史へと踏み出す大会です。
各キャンパスで行われた予選では、例年以上にハイレベルな戦いが繰り広げられ、本番に向けて毎日練習を重ねる姿が見受けられました。中には悔し涙を流す学生もおり、挑戦を止めず言葉を磨き続けたすべての学生へ、私たちは心から拍手を送りたいと思います。
予選を勝ち抜いた各キャンパス代表の12名は、一年生の部・二年生の部に分かれて登壇しました。今年のテーマは「教育」「環境」「インターネット社会」の三つです。未来を語るうえで欠かせないこれらの大きな問いに、学生たちは真剣に向き合い、自分の言葉で世界を捉え、その考えをしっかりと発信していました。
スピーチは、自国での経験、家族から受けた影響、価値観が変わった瞬間、未来へ繋げたい視点が込められており、「スピーカー自身の実体験に根ざした人生そのもの」が言葉になった唯一無二の作品でした。
当日はスピーチに加え、審査員からの質問に即興で答える力も求められます。多くの視線が注がれる壇上で緊張があったはずですが、それを感じさせないほど堂々とアイコンタクトやジェスチャーを交えながら想いを届けてくれました。
また、聴衆として参加した学生たちはジャッジシートを用いて発表者を評価しました。良かった点・改善点を言語化する時間は、仲間を応援するだけではなく、自身の考えをさらに深めて成長に深く結びつく貴重な学びとなりました。
グレッグでは日頃から、知識をただ学ぶだけでなく、意見を交わしながら考えを深めるアクティブラーニングを重視しています。「英語で伝える力」は、まさに日々の授業の積み重ねが実を結んだものです。そしてこの経験は、卒業後どんな道へ進んでも確かな武器となり、未来を切り拓く力になると信じています。


